こんにちは、こじろうです。
大学生の就職先人気ランキング、外資コンサルが人気を集めていますね。
僕はその外資コンサルに勤めていますが、はっきり言ってしまうと、外資コンサルには”第二新卒”で入った方がいいと思います。
といった疑問を持つ方も多いと思います。
この記事では、なぜ外資コンサルには第二新卒で挑戦するべきなのかご紹介したいと思います。
【この記事でわかること】
- 外資コンサルには第二新卒で挑戦した方がいい3つの理由
- そもそも外資コンサルなんて無理!と思っている方々。大丈夫です。
- 第二新卒じゃなく、いわゆる既卒で外資コンサルへ入った僕の現在
外資コンサルには第二新卒で挑戦した方がいい3つの理由
【理由①】前職の業務知識を得ているにも関わらず、新卒扱いで働けるから
「コンサルは何でも知ってる。だからコンサルなんだ。」とお思いの方がいらっしゃるかもしれませんが、違います。
コンサルティングファームが投入してくる人材のうち、7~8割は素人で、プロジェクト期間中に死に物狂いで働き、勉強することでそれぞれ一人前になっていくのがほとんどです。
まぁ、死に物狂いで働いたり、何が何でも成長したいというモチベーションもあるので、最終的にはそれなりのアウトプットは出てきます。出てくるはずです。
そのため、中途入社組は「この人はスペシャリストだ」という目で見られます。
しかし、ほとんどの場合、前職でのスキルや知識がダイレクトに生かされる場面は少なく、中途入社組がチームやプロジェクトを主体的に引っ張っていけるのは稀です。
僕は社会人6年目で外資コンサルへ中途入社しました。
前職と同じ電力系の仕事だったものの、経験のない小売り関係の仕事だったため全く活躍できず、2回、首になりかけました。(その顛末は別記事で触れたいと思います。)
一方、僕と同じようなバックグランドだけれども年齢が24~25歳(いわゆる第二新卒ですね)の方がいたのですが、その方は「ま、新卒みたいなもんだから」と、業務の不手際についてそこまで追及されていませんでした。
むしろ、ところどころ、断片的に有益な知識を提供できるので、「へー〇〇さん、よく知ってるね」とか褒められている姿を見て、「2~3歳しか違わないのに、この扱いの差は何なのだろう?」といつも思っていました。
更に、その方は前職でビジネスマナーも一通り心得て入社されていたので、変に外資コンサルにかぶれておらず、クライアントからも好印象でした。(外資コンサルに新卒入社する方々は往々にして自分に自信があるので横柄な態度になったり、「成果主義」をはき違えて失礼な態度を取りがちです。)
【理由②】海外トレーニングなど、フォローが充実しているから
外資系企業は、新入社員や若手社員向けに海外オフィスでのトレーニング(研修)を用意している場合がほ飛んです。
先述の僕の同僚も行っていたのですが、通常の中途社員にはそれが無いのです。
海外に関わる時間を増やしたいと考えて外資コンサルに入った僕として、本当に残念なことでしたし、実際の海外プロジェクト案件へ参加できる/できないは実力や能力次第で良いと思いますが、教育の機会は平等に与えてほしいと強く思いました。
が、思ったところで「チャンスは若い人から優先に」という考えは、今後も変わらないでしょう。
【理由③】失敗して3年で辞めることになっても、多くの場合まだ20代だから
僕は28歳の時に外資コンサルへ転職したのですが、面接官の方から「年齢や独身であることから考えて、ギリギリのタイミングだね」と言われました。
外資コンサルのスピード、成果物に対する品質要求、評価、コミュニケーション文化etcにすぐ慣れる人もいますが、そうでない人もいます。(というかそういう人の方が多いと思います。)
仮に最初躓いても、時間をかけて対応していくことができるか?30歳過ぎて養わなければならない家族もいた状態で、かつての僕のように”次ミスったらクビだから”みたいな話になるのはまずいですよね。
僕は3年慣れるのに3年かかりました。
もっとかかる人もいると思いますし、慣れることができずに辞めていく人も沢山います。
どういう結末を迎えても、「まだ20代`!」と言えるかは、非常に大きな要素です。
そもそも外資コンサルなんて無理!と思っている方々。大丈夫です。
ここまで結構厳しいことも書いてきましたが、これを読むと「結局まだまだブラック体質なのか…」と、外資コンサルを視野から外してしまうかもしれません。
しかし、東大生の就職希望ランキングを見ての通り、外資コンサルティングファームは今、かなり人気があります。
こちらの画像は「東大」「就職」「ランキング」という文言で検索した際の結果です。予測キーワードで”コンサル”と出てきていますね。
これは、この数年で、かつてブラック企業の代表格となっていたコンサルティングファームが社内改革を実施し、勤務時間や風土が大きく変わってきているためでしょう。
ちなみに僕は残念ながら東大出身ではありません、が、東大出身の方々と一緒に仕事をする機会は多いです。
こんなこと改めて書く必要はありませんが、東大の人ってホント、頭いいw
しかも、泥臭い作業もきっちりこなしてくる。
そういった方々と一緒に仕事をするとは、プレッシャーもかかりますが、仕事の進め方を間違えなければ大きなトラブルは起きませんし、他の会社では習得に10年かかる内容を3年くらいで見つけられると思います。
「もっと成長したい!」というモチベーションがあれば、大丈夫です。
第二新卒じゃなく、いわゆる既卒で外資コンサルへ入った僕の現在
最初は色々苦労しましたが、入って本当に良かったと思っています。あとは、ブラジルに関わる仕事をっ見つけて、夢であるブラジル移住を実現させること。
こういう夢を語れるのも、ある程度自分に実力と、それを元にしたビジョン構築する力をここ数年で身に付けられたからで、これは外資コンサルティングファームのようなスピーディーで他人にも自分にも厳しくなれる環境でなければ難しかっただろうなーと思います。
この記事は「第二新卒はうらやましい」というタイトルですが、いわゆる中途入社でも、前述の通り労働環境が変わりつつある外資コンサル業界は挑戦する価値のある領域だと思います。
それでは、Tchau◎
こじろう
※冒頭の画像はcanmaruさん@Photo ACからの提供になります。