【ITコンサル】【転職】ダメ出しされた時

 

こんにちは、こじろうです。

仕事で駄目だしされると、「もう、お家に帰りたい…」って感じになりますよね。

特に高いfeeを貰うITコンサルは、上司やクライアントから成果物に対しての不満をぶつけられることが多くなりますし、一回一回のやり取りで、重い言葉を投げられることも少なくありません。

言われなくたって分かってるよ!って言えない…悲しい。。
なんで僕だけこんなに怒られるんだろう…

という人をいう方々を、なんとか救いたい!

この記事では、ITコンサルへの転職を目指す文系SEの方々向けに、駄目だしされた時に心身ともに健康でいられるよう、「おススメな心構え」をお伝えします。

【この記事でわかること】

  1. 僕が受けてきた駄目出しとその時の態度
  2. どんな態度でいればいいのか
  3. 具体的な方法
  4. 上記手順を実施した僕の現在

 

僕が受けてきた駄目だしとその時の態度

どうせできないから、怒られる総時間を減らそう…という考えだった

「木の絵を書けと言っているのに、なんでこんな枯れ葉の残骸みたいなの書いて来れるわけ?」

「コンサルは、言われたこと以上にやらなきゃいけないのに、言われたことすらできていないってどういうこと?」

20代後半で外資系コンサルティングファームへ転職してきて、最初の2年間、上記のような駄目だしを食らい続けました。

一方で、

「できてないって言ってるけど、指示出した時と言ってること違くない?」

「その指摘、自分でもわかってるけど、メールしてもチャットしても電話しても出てくれねーじゃん。確認のしようがないよ…」

とまぁ、こんな思いを常に持っていました。

挙句、「どうせ怒られるんだから、ひたすら謝ろう。中間レビューが大事っていうけど、指摘内容がコロコロ変わるからちっとも前に進まないし、レビューの数を増やすと怒られる時間も長くなる。だったら、最後にドンって見せて、書き直されるくらいがちょうどいいわ。レビューは23:00頃になるから帰りは日付超えるな…まぁ、しょうがない。」

という心身共に不健康な日々を過ごした20代後半。

もう、あんな日々は二度と繰り返してはならないし、周りの若手にも体験させてはいけない。

そして、これを読んでいるあなたにも。

「あれ、これ上司もできないじゃん!」

一度、たまたまフィーリングがあって、出された指示をサクッと進め、大方のアウトプットを作れた時があった。しかし、最後の仕上げ(パワポのオブジェクトの置き方だったと記憶している…)がうまくいかない。ググっても該当する情報が見当たらない。

一方、上司は「そんな簡単なこともできないのかよ」と、言ってくる。

粘ってみるがやはりできない。珍しくスイスイ仕事が進んだので、なんとか完成させたい。

怒鳴られることを覚悟で「これ、本当にできるんですか?!やり方合ってますか?!」と聞いてみた。

あきれた顔で上司が僕のPCからコマンドを打つ。

「マジでさぁ…こうやんだっ…あれ…」

「できないじゃん!」

上司の勘違いで、対象操作のショートカットキーが間違っていた。(どころか、そもそもパワポの機能では実現できない内容だった!)

僕はこの時、契約している携帯キャリアからPayPayボーナス1,000円分がいきなり送られてきたときと同じくらい嬉しかったのを覚えている。

ただ、更にびっくりしたのはその後で、その上司は特に謝ることもなく、

「じゃーそれはもうそのままでいいわ」

吐き捨てるように…謝罪は特になし。

「こいつ生きてて恥ずかしくないのかな…」と思った一方で、何かを変えられる手ごたえを感じていた。

 

どんな態度でいればいいのか

心底ムカついていたが、これ依頼、仕事で後ろ向きなコミュニケーションを取ることがなくなった。

さらに数週間経つと、上司とのやり取りで似たような場面が散見されるようになった。

「こいつ…分かってないんじゃん!」

そう、駄目だししてくる上司は、内容をあまり理解しないまま指示を出しているのだった。

指示を出す側が中身を理解しておらず、その指示を部下を受けて作業をするわけだが、インプットとなる情報に誤りがあるわけだから当然アウトプットもブレる。

「しょうがねーな…受ける指示(インプット)を修正しながら、アウトプットを出してみるか」

これが僕の新しい解(態度)だった。

 

具体的な対処方法

指示を受けた時に、アウトプットを作っちゃう

この上司も、偉そうなこと言ってるけど中身よくわかってないんだよな…
だから指示が曖昧になるんだよな…
更に自分の指示が合ってるか分からないから『なるべく早くアウトプットを見せろ』と言ってくる…

じゃ、一緒に確認しよう!

ということで、指示を受けるとき、常にパワーポイントやExcelファイルを開きながら話を聞き、そのまま資料を作成しながら指示を確認するようになりました。

これにより、指示を聞き終わった時点で資料のドラフトが完成し、上司もよく理解していない点(正確な指示を出せていない点)も確認が可能に。

30分でレビューを入れる

何が分からないのか、何が不安なのか。

これが分かると何を調べればよいかわかるし、作業も意外とすぐ終わってしまう。

こうして、僕は受けた指示・作業を30分で一度上司に見せてしまうようになりました。

多くのビジネス書等で、「完成度50%で良いから、なるべく早く上司へ見て貰うこと…」といったアドバイスがありますが、「50%できた!と思ったら締め切り1.0h前だった!」みたいなことも十分にあり得ますよね。50%でも間に合う保証はないのですよ。

対面が難しいなら、メール等で共有してしまい、受けた指摘を反映する時間を確保する。

もう、以前のように「上司に直してもらおう」なんてことはなくなりました。

同じミスは繰り返さないように

以前からは打って変わって強気な態度になれたわけですが、これは上司の弱い部分に気づけたことと、自分自身がPDCAを回せるようになったことも大きかったです。

同じ失敗を繰り返さない。意識するとか、気を付けるとかではなく、仕組みを作る。

詳しい内容については、この別記事で近日中に書きたいと思います。

 

上記を実施した僕の現在

僕の会社はプロジェクトごとにチームを組みなおすので、年間で2~3回上司が変わることが珍しくありません。

フィーリングの合う上司であれば活躍できるが、合わなかった場合の落差が激しい。

在籍年数の長いメンバーでも、こういったことは珍しくありません。

そういった状況で、僕は2017年~2020年の間、3年連続でチーム内のTOP評価を受け、3年連続で昇進することができました。(もともとのランクが年齢に比べて極端に低かったこともありますが…)

 

基本、上司(お客さんも)は、分かっていない

上から目線になるのは良くないとは思いますが、自分を有利な状況へ持ち込むのは全く悪いことではありません。

上司や周りのメンバーと”一緒に勝っていく”という意識を忘れずに、自分がマネジャー・管理職メンバーのつもりで取り組みましょう。

 

 

それでは、Tchau◎

こじろう

※冒頭の画像はYouさん@イラストACからの提供でした。

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