【文系 SE】今から普通のプログラマになっても稼げない。SEを目指そう。

  • 2020年4月3日
  • 2020年4月3日
  • SE文系
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こんにちは、こじろうです。

この記事では、文系SEの方々やITビギナーの方々向けに今から普通のプログラマになってもあまりメリットはなく、もしIT業界に飛び込むなら、まずはSEを目指した方が良い理由について紹介していきたいと思います。

【この記事でわかること】

  1. 今から普通のプログラマになっても稼げない理由
  2. プログラマとSEの違い

プログラマ経由SEを目指そう

プログラミングは自動化する流れになっているから

小学校でプログラミングが必修化されたこともあり、プログラミングが英語と同じくらい重要視されてきています。

そのため、プログラミングスクールに通う方々も増えてきていますが、こえrからプログラマになってもあまり稼げませんよ。

英語もそうですが、扱う人が増えてくればそのスキルの希少価値は当然下がっていくわけで、求められるレベルもどんどん上がっていくわけです。

そういった状況で、「スクールにちょっと通って稼いでやろう」というのは考えが甘すぎなのです。

(腰を据えて、スクールに通い始めた後も10年くらいかけて「一流になるんじゃい!」と覚悟を決めてやるなら別です。)

試しに、通訳の年収を見てみましょうか。

参考:通訳の年収・給料情報

できる人は1,000万とかいてありますが、これはつまり「半端なスキルだとあまり稼げませんよ」ということなのです。

ではプログラマはどうでしょうか?

 

試しにITエンジニア募集債とのレバテックを覗いてみたところ上記のような案件がわんさかあります。

70万/月という待遇はなかなか良いですね。

ですが!この案件に飛び込んだら当然「一流プログラマ」として見られ、基本的には誰も助けてくれず、全て自力で与えられたタスクをこなさなければなりません。

スクールにちょっとかよっただけでそのレベルまで到達するのは、正直無理でしょう。

参考:【文系SE】丸腰でプログラミングスクールに行っても役に立ちません

今後は、ローコード開発が主流となることは明白

更にもう一つプログラミングで稼ぐ際の障壁があります。それは、ノーコード(コーディング不要)やローコード(最小限のコーディング)開発プラットフォームの導入が拡大しているということです。

ローコード開発とは、これまでのように文法を覚えて、コーディングすることでプログラミングをするのではなく、マウスのドラッグ&ドロップ操作によってプログラミングを実現する手法です。

冒頭の学校教育におけるプログラミングもこの手法が取り入れられる可能性が高く、未経験の方やプログラミングが本業ではないが、便利なツールとして利用したい人にとってはうってつけの手法です。

そう、本業ではない人でもプログラミングが簡単にできるツールがあるんです。

商品リンク:ローコード開発参考書

一からプログラミングを勉強するメリットは、無いとは言いません。

しかし、よっぽど特徴的な機能をかけるとか、圧倒的なスピードでプログラミングができるといった特徴のないプログラマは、希少価値が圧倒的に下がっていきます。

あのガートナー社もローコードに注目している。

企業向けのアドバイザー集団Gartnerもローコード開発に注目しています。

参考:これから重要視されるモバイル技術10選

企業内のIT部門はこれまで、IT開発を円滑に進めるため、どの社員をどのプロジェクト・チームに配属させ、以下に効率よく開発してもらうかを主に考えてきました。

当然、優秀なプログラマは難しい、もしくは大規模なプロジェクトへ。そうでない人は別のプロジェクトへ…といった具合に。

しかし、ローコード開発ツールが導入されていくと、誰しもがマウスのドラッグ&ドロップで開発できるわけですから、人の配分について深く感挙げる必要がありません。

もっというと、これまでは単価の高い社員メンバーに担当させていた作業を、アルバイトの学生にさせることも可能になっていくでしょう。(出来上がった成果物のチェックは社員が実施する必要はあるとは思いますが)

これにより、システムの買い有ℍつに割いていた人数を、「こんどはどんなソリューションが必要なのか」「社内の課題は何なのか」といった、より上流のタスクに社員のパワーを割く方向に今後は向かうだろう、というのがGartner社の見解でした。

具体例

Microsoftが提供しているPower Apps

参考:Power Appsって何?

上記の参考にも記載されていますがプログラミングなしでアプリケーションを作ることができる代物です。

じゃーシステム業界には入らない方がいいじゃん??

「何を作るか」「なぜ作るか」を考えられる人は相変わらず少ない。

いわゆる「要件定義」「設計」の部分は、まだまだ需要があるというか、どんなローコードツールを使うか等、以前より深くクライアントの業務・運用を理解し、プロジェクトを進められるSEが必要とされてきているのです。

この領域はプログラミングではなくいわゆるエンジニアリングの’領域であります。

この領域に関しても冒頭で紹介したレバテックでは多くの好待遇求人があり、且つ希少価値も下がることはないでしょう。

そのため、僕はSEを目指すことをおススメするのです。

そもそもプログラマとして未熟なのにSEなれるの?

名ジョッキーが名馬である必要はない。

自分自身はできなくてもいい、コントロールできれば。でもあまりにもしらないと信用されないので、是非これらの記事で勉強してください。

いわゆる数Ⅲや解析が絡むような内容は厳しい。

makicebuさんのブログでも記載されていますが、海外では文系の人がプログラマになることはあり得ないと思われています。

参考:文系からシステムエンジニアになった私が後悔していること【しくじり先生】

それは、難しくないコーディングはプログラマじゃない人でも書けるから、プログラマはより付加価値の高いアウトプットを出す必要がある。

そのためには文系でプログラマになるなんてありえない、と思われているのでしょう。(実際は四則演算で十分ですが…)

たしかに、難しいのは無理です。でも、Cloudworks等でシステム関連でどんな仕事が昨今出回っているかというと、Webアプリが大半です。Webはアルファベットが読めて、四則演算さえできればできます。

SE経由ITコンサルタントが王道

金融業界の方々など、業界的に先細りすることが分かっている方々は特にプログラミングを勉強してIT業界への転職を考えられていると思います。

が、今から素直にプログラマになっても、同じことの繰り返しですよ。

ローコード開発により純粋なプログラミングの仕事はどんどん減っていきますからね。

プログラマに残されるしごとは、自動化できない、でも面倒くさい資料の整理とか、テストデータの調整とかetcでしょう。

これらの作業は重要ですが、これでは出世できないし、キャリアアップも望めません。

より要件の定義や設計に関われるSEを目指しましょう。

SEの業務を通して、時間を見つけて技術も身に付け、ITコンサル、もしくは事業会社のIT企画部を目指しましょう。

【文系SE】ITコンサルへの挑戦~第二新卒のコンサル転職は正直、羨ましい~

変化することに慣れていくこと、ちゃんすの前髪を迷わず掴んでいくことが何より大事です。

 

 

それでは、Tchau◎

こじろう

※冒頭のイラストはsoreさん2イラストACからの提供でした。

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