【ITコンサル】【転職】イシューから始めよう

  • 2020年3月5日
  • 2020年9月29日
  • SE文系
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こんにちは、こじろうです。

昨年あたりから「働き方改革」の名の元、非管理職社員は残業が許されず、8.0h/日という制限の中で指示された成果を出すことが求められてきています。

これまで8.0 + 残業で実現してきた作業を残業なしで実現するためにRPA(プログラミングなしで業務のプロセスを自動化)等の導入を各社急ピッチで進めているわけです。

しかし、自動化には限界があり、どうしても人間が考え、手を加える部分は多く残り、それらは8.0h/日の労働時間でカバーできる保証はないわけです。

むしろ、単純作業はRPA等にとって代わられるわけで、難しい作業ばかり残るわけですから、より時間のかかる作業が待っている可能性もある。

言葉にすると「そりゃそうだろ」って感じ。掘り下げる意味あるの?
言葉にすると一言で終わっちゃうけど、いざやろうとするとかなり難しいのでは…???

といった思いをお持ちの方も多いと思います。

この記事では、ITコンサルへの転職を目指す文系SEの方々向けに、イシューベースで働くとはどういうことか、どんな職場でも汎用的に使える方法を紹介していきたいと思います。

【この記事でわかること】

  1. 「イシュー」とは何か?
  2. 具体的に何をどうすればイシューベースで働くことができるのか?
  3. イシューベースで働くことでどんなメリットがあるのか?

 

「イシュー度の高い作業」=欲しい情報/(成果)/費やす労力が大きい

イシューベースの作業

生産性の高さを実現するには、投入する労力を下げ、より大きな成果を獲得する必要があるわけです。

費やす労力(時間)をなるべく小さくし、得られる情報や成果はできるだけ大きくする仕事の仕方。

これを「イシューベースでの作業実施」と言います。

「解の質」×「イシュー度」

自分の作業が「イシューベース」になっているか確認する方法があります。

下の図をご覧ください。

縦軸は、正確な答えを出せるかどうかの度合いで、「解の質」と言います。

横軸は「取り扱っている問題を解決すると、本当にみんな嬉しいのか」の度合いで、「イシュー度」と言います。

よく、「学生の試験には答えがあるが、ビジネスには正解が無い」といったことを言いますが、それはクライアントや上司の要求は大体曖昧なので解決方法や仕事のゴール設定を自分で選べることが多くなるために起きるのですが、これは言い換えると自分の設定したゴールが後から「そんなの期待してないんだけど」といった具合に「ちゃぶ台返し」を食らう可能性があることを示しています。

こうなってしまった場合、結果的にこの作業は「イシュー度」の低い作業だった、となります。

では逆に「クライアントや上司が求めているものに直接的に答えるものを用意しよう!」と、イシュー度が高すぎるゴールを設定してしまうと、設定したのはいいけど答えや方策を導き出せない(成果物を出せない)という恐ろしい事態が発生してしまいます。

できるだけ意味のある命題に対して、質の高い答えを出していく。

では、どうすれば「イシュー度」の高い作業を実施できるのでしょうか?

具体的な方法

自分の作業を書き出す

例えば上司から以下の作業依頼を受けたとしましょう。

  • クライアントであるA社の、CMやSNS、Web広告といった宣伝業務と実際の売上金額の関連について分析してほしい
  • 一番の理想は、PythonやR使って、クライアントが常時利用できる分析Webアプリケーションを構築してほしい
  • でも、難しいと思うので、Excelでもいい。Excelを使うなら、VBAでプログラミング・機能を作ってほしい
  • VBAも厳しい様であればExcel関数でも良い。

色々、言われています。(笑)

おそらく、対象のプログラミング言語を習得すれば、上記の依頼はすぐにできます。(「解の質」はすぐに上げることができる)

しかし、そもそも、「宣伝業務と実際の売上金額の関連」を明らかにできるようなインプットデータは揃っているのでしょうか?

そもそも、インプットとなる情報(この場合、各種広告業務におけるデータとそれらに紐づく売上データ)が無い/もしくは不十分だと、答えを出したところでその数字は意味を成しません。

一方、売上との関連は不明だが、宣伝業務によってどの程度の人が興味を持ったか(Web広告であればクリックされた数やSNSアカウントの登録数)に関しては、それなりの確からしい結果が期待できる。

また、売上と宣伝に関わるデータがないのであれば、そのデータを取得できるような仕組み”Web上での購入時にアンケート回答を必須とし、どの宣伝媒体からこの商品を知ったか購入者にチェックしてもらうetc”といった機能を、解析機能を作る前に用意する、という手もあります。

「解の質」×「イシュー度」の図で、自分の作業を当てはめてみる

ということで、答えを簡単に出せそうな”宣伝業務によってどの程度の人が興味を持ったか”を明らかにする機能を作り始めてしまうと、アウトです。

“興味を持った人数”は、クライアントの元々の要求とは異なります。

欲しい情報は売上との関連なのです。

つまり、この作業は、答えは出せそう(会の質は高そう)だけど、本当に欲しい情報からは離れてしまった無駄作業、「犬の道」になるのです。

一方、他の二つはどうでしょうか。

最初に登場したPythonまたはRで~は、イシュー度の高い作業のように見えますが、インプットとなるデータがないため、おそらく答えを出せません。

図でいうと、→(実践)の途中で作業が止まってしまうでしょう

そして最後のデータを揃えるアクション。

答えを出すのに時間が掛かるため、遠回りしているようですが、順調に作業が進めばデータが揃い、図の右上の、「解の質も、イシュー度も高い」、☆まで達成できそうです。

「犬の道」を除外しつつ作業計画を立てる。

作業指示を受け、考え、よさそうな案がでるとすぐにスタートしたくなってしまいますが、一歩引いて考えてみましょう。

「それは犬の道を進んでいないか?」

ここで的確な判断をしないと待っているのはサービス残業、もしくは、作業のやり直です。

上司からのおかしな指示に反論&残業時間を減らせるようになった

冒頭の上司からの例を改めて読んでもらうと感じると思うのですが、「この人も、状況ちゃんと把握してないな」と。

指示を出す上司がおかしなインプットを提示してくるわけだから、アウトプットもおかしいのは当然、と居直ってしまっては未来はありません。

最初から上司が「犬の道」を考慮しながらイシューベースの作業指示をしてくれることはありません。

考えられる道筋を書き出し、「解の質」×「イシュー度」の図へプロットし、「犬の道」を除外する。

残ったイシュー度の高い作業のうち、答えが出せそうにないものも除外する。

ここで、答えを出せないことに長時間悩んではいけません。

15分悩んで駄目だったら、「どうしたら答えを出せるようになるか?」を考え、その結果を作業として設定しましょう。

大事なのは、悩まず、考え続けることです。

こうした思考に慣れてきた今、(外資系企業にいることも一つの理由ですが)相手が誰であれば、物おじせずに反論し、自分の仕事をコントロール・プライベートの時間を守れるようになっています。

 

それでは、Tchau◎

こじろう

※冒頭のイラストはちょこぴよさんによるイラストACからのイラストでした。

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